クレーンの免許についてこれを読めば全て確認できます!免許の種類や内容をご紹介
資格をとってクレーンを操作できるようになると、立派な自身の強みになります。
クレーンを操作するとなると、当たり前ですが、免許が必要になります。
今回は、免許の種類や取得する上でのポイントをご紹介します。
・免許の種類
クレーンの操作資格は3種類あります。免許、技能講習、特別教育です。
そのうち、免許は大きくわけて2種類(クレーン・デリック運転士と移動式クレーン運転士)があります。
クレーン・デリック運転士
動力を利用して荷物(5t以上)を吊り上げ、水平に運搬するための機械装置を操作します。
天井クレーンや橋形クレーンなどの運転が可能となり、ビル建設や製鐵所などあらゆる現場で活躍することができます。
クレーン・デリック運転士免許には、合計3種類の選択肢(限定無しの免許、クレーン限定免許、床上運転式クレーン限定免許)があります。
移動式クレーン運転士
同じく動力を利用して荷物(5t以上)を吊り上げ、水平に運搬するための機械装置を操作します。
原動機を内蔵し、あらゆる位置に荷物を移動させることが可能です。
積載形トラッククレーンやラフテーレーンクレーンなどの運転が可能となり、建築や土木工事の現場などで活躍することができます。
・資格取得の条件
性別、学歴不問で特に受験資格が必要になることはありません。
本人確認証明書があれば受験できますが、危険有害業務の就業は満18歳以上になります。
・試験内容
学科試験と実技試験が実施され、合格率は学科試験が約60%で実技試験が約50%になります。
学科試験では各項目40%以上の得点、合計60%以上の得点で合格となります。
実技試験では減点の合計が40点以下であれば合格です。
教習所に通った場合、実技試験が免除されます。
独学でやられる場合はより難しく感じられると思うので注意しましょう。
・試験場
学科試験を受けるのは安全衛生技術センターになります。
場所は北海道、宮城県、千葉県、愛知県、兵庫県、広島県、福岡県になるので、お住まいの地域から近い安全衛生技術センターを確認しておきましょう。
・費用
学科試験:各免許試験とも 6800円
実技試験(学科試験合格者・学科試験免除者)
クレーン・デリック運転士 11100円
移動式クレーン運転士 11100円
以上が免許を取得する上でのポイントになります。
一口にクレーンの運転資格と言っても、さまざまな種類があります。
免許、技能講習、特別教育のそれぞれの特性を事前に把握しておきましょう。
クレーンの免許は多岐に渡り、取得することで現場での活躍シーンも増えます、是非ご参考にしてください。